れもんの充電日記

休職中の記録です。感じたこと、学んだことなど書き連ねていきます。

どうすれば自己受容できるか?

昨日はカウンセラーの先生との面談。

 

前回「マンガでやさしくわかるアドラー心理学」を読んで私に必要だと感じたこと:

「自己受容ができるようになるにはどうすればいいのか?」

という議論をしました。

私は、「自分のいいところに目を向けるようにする」ことが大切かなという

考えを伝えました。

 

先生曰く、

「“自己受容=自分を好きになること”と思われがちだけど、そうではない。

自己受容とは、“ありのままの自分を認識すること”

何時に起きたとか、今日は家事をしたとか事実ベースで

ありのままの自分を知り、観察する練習をすることが必要。

その事実に、“だから私はダメだ”とか“だからよく出来た”と思う必要はない。

観察する練習をすることで、客観的視点が養われ、結果として自己受容に繋がる。

無理に自分を愛そうとする必要はない。」

とのことでした。

 

そして自分を観察する練習として、毎日活動記録シートをつけることにしました。

活動記録シートとは、「△時〜▲時まで読書をした」「▲時〜◆時までは食事をした」

などの一日の行動の記録です。

その日の気分についても記録し、後から振り返れるようにします。

まずは、取り組んでみます。

 

あと話したのは、「休職している自分をとても恥ずかしく、情けなく思ってしまう」

ことについてです。

これに関しては、皆さん感じることなので気にしすぎなくていいとのこと。

私に与えられた正当な権利なのだから、と言えるようなある種の“図々しさ”を

身につけると、仕事に復帰してからも上手くいく人が多い、とのことでした。

「仕事があってそのために自分がいる」のではなくて、「自分というものがあってこそ仕事に真摯に取り組める」んですよね。

 

この休職期間を、自分と向き合う時間にしたい、と感じました。

自分を知ることに時間を使っていこうと思います。

 

 

 

<感想>「マンガでやさしくわかるアドラー心理学」を読んで

アドラー心理学、前から興味はあったのですが、この本はマンガで読みやすいということで読んでみました。 

すごく面白かったので、読んだ中で特に印象に残った内容を箇条書きで記します。

 

人間関係で健康な人とは

 ①自己受容している。

 -自分の短所長所を知りながら、自分自身を受け入れている。

 ②所属感を持っている。

 -自分の居場所があると感じている。

 ③身近な対人関係の人に信頼感を持っている。

 -無条件で人を受け入れる。

 ④自分が役立っているという感情を持っている。

 -貢献に喜びを感じる。

 ⑤協力的。 

 ⑥人間は平等だと考えている。

 -役割や責任の違いを認めても人間の尊厳に違いがないことを受け入れ、対等の関わりが持てる。

 ⑦勇気を与える。

 -勇気づけの態度で人に接する。

 

【感想】↑①〜⑦、私は全て当てはまらない気がする・・・。

 

勇気づけとは

 -(自分・他人に)困難を乗り越える活力を与えること。

 -(自分に)「今日は爽やかに生きよう」「今日も自分らしく生きよう」等。

 

「いい人」をやめると楽になる

 -必要なのはいい人をやめる勇気。

 

「プリーザー」とは

 -周りに合わせて自分を押し殺している「いい人」をプリーザー(喜ばせ屋)という。

 -プリーザーは承認欲求の塊。

 -自分の価値が他者の承認で上下するので他者の顔色や行動が気になる。

 -つまり、自分軸がないということ。

 -自分軸を持つには、「いい人をやめる勇気」が必要。

 -「いい人」って結局は、「都合のいい人」のこと。

 

「プリーザー」をやめるには

 ①イエスだけでなくノーをはっきり示そう

 ②好き嫌いをはっきり示そう

 ③責任に伴う権利を主張しよう

 

人間関係の大法則

 -みんなに好かれた人は歴史上にも存在しない

  みんなに嫌われた人もいない

 -みんなに好かれたいというのは、幻想

  みんなに嫌われていると思うのは、妄想

 

【感想】↑この言葉、読んでなんだか気が楽になり、気に入りました。

 

読書って、やはりいいですね。新たな収穫があるから。

また何か読んだら載せます。

 

マンガでやさしくわかるアドラー心理学 人間関係編

マンガでやさしくわかるアドラー心理学 人間関係編

 

 

今の生活

休職してからの生活は、今までの朝早くから夜遅くまで働く生活とは違い、朝はゆっくり起きて、テレビを見たり、散歩をしたり、できるだけリラックスして過ごすようにしています。

そして1週間〜2週間に1度、心療内科に通っています。

幸いなことに、私の通っている病院のカウンセラーさんとは相性が良いと感じます。

 

もともと、仕事が辛くて体調も悪くなってからは、1年くらい病院に行くのを我慢していました。行くのが恥ずかしかったし、自分はそこまで重症じゃないと思ったので。

もうどうしようもないと感じた時に病院に行き、そこで休職を勧められましたが、私の中では、「休職=負け、職場に復帰しにくい、もう職場に戻れないかも」と考え、薬を飲みながら働きました。

私の場合、家族から休職を勧められたこと、そして面談した産業医の方が「休む時は勇気がいるけど、後から振り返ると休んでよかったという人が多いよ」と言ってくれたことが背中を押してくれました。家族が理解してくれているというのは、私にとってとても大きな意味があり、ありがたいことです。

 

休んでストレスから離れられていることが大変嬉しい反面、休んでいることへの罪悪感とか、復帰の時期が1日1日と迫り来ている、私はうまくやれるのだろうか、戻りたくない、という想いに暗い気持ちになることもあります。。

今週は気分が落ち込みがちなのですが、明日は、少しでも晴れやかな気持ちになりますように。 

初めての記事です

はじめまして。れもんと申します。

 

いま体調を崩して休職中で、ブログに記録を残そうと思います。

この期間を自分の人生を見つめ直すきっかけにしたいと思っています。

将来振り返った時に、休職が自分の転機になったと言えることを信じて。

感じたことをつらつらと書いていくつもりです。 

 

同じ経験をしている方とも積極的にお話しできればと考えていますので宜しくお願いします。